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10/28-10/30 で Kepler Track
11/2 -11/ 3 で Arthur's Pass の Cass-Lagoon Track を歩いてきました。
どちらも秋場さんお勧めのコースとあいなりました（笑）
当初 Arthur's Pass National Park でなく、
Abel Tasman National Park に行こうと思ってましたが、途中の Hut や、
Backpackers で話すと、Arthur's Pass を薦められ、たしかにこの時期は
山が雪をかぶってきれいそうだということで、予定を変更しました。
■ Kepler Trackについて
2002年度は10/28日まで冬季扱いで、10/29から Warden (管理人／レンジャー) が
入り、ピークシーズン扱いになりました。
つまり $10 → $20 に値段があがり、その代わり調理用ガス・コンロが置かれました。
28日の夜に大雪が降ったせいで Luxmore Hut から先のコースはクローズされ
ました（厳密にいうと28日までは冬季扱いなので、クローズという概念はない
のですが 笑）
結局二日目は Luxmore Hut にもう一泊して、Mt.Luxmore のピークだけ踏んで
きましたが、前日の積雪が多くピーク直下は膝までラッセルでした（笑）
その前の日いった人に聞くと山頂までは雪はほとんどなかったとのことなので、
一晩でそれだけ雪が降ったことになります。
凍っていたわけではないので、持っていたアイゼンは使わずに登れましたが、
Luxmore Hut から先にいった人は、ちゃんとアイゼン、ピッケルを持って
いってました。TeAnau DOC では冬のトレックコースがどうなっているかを写真で紹介し
ていましたので、一度見ておくことをお勧めします。またストック（ポール）
を持って登ってたのですが、雪深いところはもちろん、下りで膝をいためずに
すみますので個人的にお勧めです。
Luxmore Hut ですが、評判に違わぬすばらしい Hut でした。OFFシーズンで
なおかつ月〜水曜日ということもあって10数人程度で心地よく過ごせました。
トイレも水洗ですし、眺めもいい。こりゃ人気なのが頷けます。
帰りは Luxmore Hut から DOC まで歩いて帰ったのですが、Brod Bay から
コントロールゲート、さらには DOC までのコースは非常に単調で退屈しました・・・苦笑
コントロールゲートからはヒッチを試みましたが、一台も通らずに失敗・・・
ただ、途中で野生動物保護センターみたいなものがあり、そこでタカヘや他の
鳥たちをみれて、ちょっと得した気分になりました（無料）
あと、Lake Front Backpackers に泊まったのですが、この宿にはSpa（ジャグジー）
があり、$3で入ることができます。Trampingの疲れを癒すのには最高では？！
水着をお忘れなく。
Lake Front Backpackers → http://www.teanaubackpackers.co.nz/
■ Cass-Lagoon Track について
Cass-Lagoon Track ですが、雨と雪解けでちょっと川の流れは強かったですが、
渡渉は問題なし。ただ、やはりこの時期・・・初日は雪に降られながらの行動
になりました。
しかし、二日目は天気も展望も良く楽しく歩くことができました。Lagoon Saddle
を越えたところ・・・最後の山々を見ながらの草原歩きは爽快でした。
雨のあとだったので、どこでも道は結構ぬかるんでおり、また雪崩のせいか？
ルート上に倒木がかなり多く、コースがふさがれ、それらをまたぎ、くぐりなが
ら歩くので、予想以上に時間がかかりました。オレンジマークをつけた木も倒
れています（苦笑）
これから整備されるかもしれませんが、行かれるかたは DOC で情報収集をした
方が良いかと思います。また泥よけのスパッツを持っていくことを薦めます。
コース上には（特にトラックの中は）これでもか！というぐらいオレンジマー
クがついているのでそれほど迷うことはないかと思います。が、たまにいつの
まにか川を渡った向こう側についていたりすることがあるので、確実に追って
いきましょう。また川岸歩きについてもケルンが多いので問題なく歩けますが、
トラックほどの親切さはないので少し不安に思う人もいるかもしれません（笑）
渡渉ですが、初日（Cass -> Hamilton Hut）までが４〜５回。
二日目（Hamilton Hut -> Lagoon Saddle）で４回ほどだったかと思います。
この時期（他の時期はいってないからわかりませんが）水は雪解けのせいか
ホントに冷たく痺れます（笑）
また流れは少々速かったかもしれません。これまたストックが体勢を安定させ
るのと、あと川の深さを測るのに有効でした（特に女性には良いみたい）
前の日に雨が少々降ったので（ DOC 曰く20mm程度）、DOC の人には逆コースで歩
いたら？といわれましたが、BackPackers の人曰くそっちは辛いし、眺めを楽し
むなら Cass から言った方がいいよということで、Cass から入りました。
雪ですが降られましたが、ほとんどコース上にはなく問題ありませんでした。
10月頭に歩いたという人とも会いましたが、ほとんどなかったといってました。
ただ、積雪時（冬季）は Cass Saddle 周辺は雪崩の危険があるという看板があ
りました。コースを歩けば、なるほど、雪が積もったらまさに雪崩の巣というと
ころ・・・ということで持っていったアイゼンは不要でした。
帰ってきた夜（11/3の晩）にまた雪が降り、DOC の人いわくアバランチピーク周
辺にはかなり積もったといってましたので、日帰りで行く方も調べてから行かれ
た方が無難だと思います。
Hamilton Hut はこれまたすばらしい Hut でした。暖炉の近くに靴を置いておいた
のですが、翌朝乾いており、二日目は乾いた靴で歩け幸せでした（笑）
ガスはありませんが、Hut代は$10でした。
交通ですが、秋場さんのいうとおり、行きはバスに乗れます。が、今回は出会っ
た人々が車をそれぞれ持っていたので、スタート・ポイントとエンド・ポイントに
それぞれ車を置いて歩きました。Cassの方はトラック・スタート・ポイントでなく、
トランツアルパインのCass駅の前の芝生の方が安心でいたずらされないよとの
ことでした。エンド・ポイントは Lagoon Saddle を降りてきたところの駐車場で問
題ないとのことでした。まぁヒッチもすぐできると思います。車は多いので。
長々書きましたが、あくまでもこの時点での情報ですので、DOCや宿や会った人
に情報を仕入れることは怠らないでください。バックパッカー（Mountain House）
には秋場さんのファイルもありましたし、オーナーのBobさんも非常に親切に対
応してくれました。ほんと居心地のいい場所で個人的にお勧めです。
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