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（カフランギ国立公園 Kahurangi National Park）
ヒィーフィー・トラックの総括
イヤー終わった。4日間で82キロ無事に終了。振り返ると最悪な4日間でした。
まず1日目、親友に車で送ってもらったのはいいが、途中大雨で川が氾濫。とりあえず、おろしてもらって、いきなり川を渡るはめに。入り口につくまで3本の川をわたり、彼との別れは本当にさみしくつらかった。こんな日にトランピングなんかしたくねぇ。
歩き出して1時間ハットの入り口につくが。荷物が重い。おもすぎる。おれ殺す気かー。そっから5時間、何とか耐えて到着。もう、ホームシックになる。
とりあえず、新しく生卵をもってきたので、たまご丼をつくる。みんなびっくり。そしておれもびっくり。割れずに4個。こりゃいけるね。秋場さんに感謝します。
2日目雨。体中筋肉痛。死にそう。もうやめる。けどやめれない。こりゃ大変だ。けど小屋に着いた。景色は最悪真っ白。いつも真っ白。そしてハットについて中の水道で顔や髪を拭いていたら、ババァ、がきて、ここは皿を洗うところだから外であらえと言われる。外は大雨だっていうの、けど、何もいえず、大雨のなか、髪をあらう、ちょっと、むかついた、くそばばぁ。
ジャグリングをして、2日目をすごす。突然朝2時に目が覚める。嵐、サンダー、そして嵐、ハットが吹き飛ばされるぐらいの風、なんだこりゃ、朝5時まで寝れずにいた。そして朝、7時起床。みんなが悩んでいる、停泊か移動か？
そしてその中一人、準備をする。ヒロはどうするのと、言われたが、行くよと答える。本当にと言われたが、関係なしに朝、一番でハット出る。イキナリ、リバークロッシング。思い出す事は濁流とゆれる吊り橋。いっぱい川ができていた。なんとか、ハットにつく。
4日目の朝、飯を食っていると、女の人がきて、ヒロ、途中の橋がおっこっちて、帰りのバスの予定が1時間遅くなったんだよ、と言われる。俺は知らんぞー。とにかく、1時間づらして、歩き始める。そういえば、だからヘリでＤＯＣの人が何回も来たのか、納得する。
途中、道が川で流されて、自分で迂回のルートをとる。そして問題の橋へ。本当に渡るとこがない。そしてＤＯＣの人が直していた。偉い。けど道が流されておもしろかった。そして着く同時に晴れる。 みんなで記念撮影。そしてブーイング。82km以上。地獄の嵐の中がんばり、終わってから私の荷物をみんなに持ってもらったら、 重過ぎだといわれる。
カラメアでみんなで飲む。そしてわかれの朝、一人のおじさんがきて、私に絵葉書をくれた。そこには、
To Hiro
From the land of the rising the sun.
To the land of the rising the water.
well done !!!
って書いてあった。これを見て バスのなかで涙がキラリ。
いちおう意味はアメリカ人に聞いたけど、「君とそのおじさんしか分からない内容」だそうだ。だから私なりに訳すと、
「トランパーは朝日と共に歩き出し、夕日と共に歩き終える。それだけで満足でしょ！！
（いつも周りに素晴らしい景色がまってるから）」
こんな感じのヒーフィートラック日記。4月18日から22日まで、次はコープランド・トラックです。
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