◆ Waitutu Tracks ◆
(South Coast Track)

【ハンプリッジ・トラック】 Hump Ridge Track 　ワイトゥトゥ・トラックはリニューアルされ、2001年11月より、ハンプリッジ・トラック Hump Ridge Track として再編されました。これまで海岸線を往復するだけでしたが、見晴らしのよい内陸コースが新設され、ループ状に歩くことができるようになりました。新設された山小屋は政府ＤＯＣ管轄ではないプライベート・ハットで、1泊$40、定員40人/dayとなっています。詳細は下記の公式ウェブサイトへ。 従来のSouth Cast Track ( Waitutu Track )も現存しており、ＤＯＣの山小屋(ハット)も従来どおり使用できます。 この場合の料金は変わらず1泊$5です。(10th Apr. 2002) http://www.humpridgetrack.co.nz/

Percy Burn Viaduct（陸橋）の高さは36メートル、長さ125メートル。ひょろっとした頼りなさそうな橋で、渡るときはっきりいって怖いです。近年補強工事はされたものの、よくこんなものの上を列車が走っていたなというようなにわかには信じられないくらいのシロモノ。高さ36ｍといったら10階建てのビル相当。そのわりには貧弱とも思える手すりしかなく、足元の板の隙間からははるか下を流れる谷底の川がチラホラ。

珍しもの好きはもちろん、ニュージーランドの歴史に興味がある人やノスタルジックな雰囲気を味わいたい人、映画「スタンド･バイ･ミー」にあこがれていたんだなんていう人にお奨めのトラックです。

コースの整備状況は良好でかんたんに歩けます。もともと海岸ぞいだからアップダウンもあまりなくて、下手なグレート・ウォークより楽かも知れない。テ・アナウでひととおりグレート・ウォークを歩いたけど、次はどうしようかななんていう初心者にも最適でしょう。

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最寄りの町はトゥアタペレ Tuatapere。そこからタクシーで30分くらい（＄10〜20）の Bluecliffs Beach から歩きはじめて６時間。 Port Craig Hut に着きます。このあたりはむかしの港町の跡ですが、いまはかつての学校の建物がハットとして使われているだけで、町という雰囲気はぜんぜん残っていません。

トロッコ線路の終着地点で線路跡は奥へ延びています。歩くこと３時間くらいのうちに大小４つの木造陸橋を渡ることになり、２つ目（１時間半）が、世界最大の Percy Burn Viaduct 。トラックはずっと奥まで続いてさらに２つのハットがあります。でも、だんだんとドロがひどくなってトラックも荒れてくるので、橋を見るのが目的なら、ひとつめのハットに泊まって翌日にデイ･ウォークとして往復するのがベストじゃないでしょうか。

↑Port Craig Hut 昔の学校の校舎で、今はハットとして使われている。中にはこの地方の年表や、昔のこの辺りの写真が掲げてあって興味深い。

↑Bluecliffs Beach から湾にそって歩いていく

林業跡地だけにあまり大きな木は見当たらない。シダが目立つ。

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