|
貧乏旅行をしているとお世話になるのがスーパーマーケット。観光旅行だとなかなか縁遠いかも知れませんが、なかなか楽しいところです。スーベニアショップだけでなく、のぞいてみてはいかがですか？ きっといろいろな発見があるはずですよ。
ニュージーランドの大型スーパーマーケット、レジもずらりと並ぶ
ニュージーランドのスーパーマーケット事情
ニュージーランドでは、いくつかの大型スーパーマーケットのチェーン店が全国展開しています。
スーパーマーケットへ入ってまず驚くのはその規模でしょう。広い空間に、天井近くまでドカンと商品が山積みされています。ショッピングカートも、日本の倍くらいはあるでしょうか。週末に車で乗り付けて、このカートにいっぱいの買い物をしていきます。
スケールの大きさは商品のパッケージにも現れていて、主食のパンなどは一袋が750g。日本の倍以上です。穀類の種子が混ぜ込みのものなど、たくさんの種類があって、こだわりの違いを感じます。
大量購入が基本のニュージーランドのスーパーマーケットですが、うれしいことに野菜のほとんどは量り売りです。ワゴンに山積みにされている野菜から好きな分量だけビニール袋にとってレジへ持っていきます。無駄が少なく、バックパッカーズやモーテルを利用して自炊旅行をする人には大助かり。
さすが畜産国家、肉類コーナーは充実しています。なにより感動的なのはその安さでしょう。私は自炊しながら旅行していたのですが、調理がめんどうなときは、500gで$2くらいのステーキ肉を買ってきては主食代わりにしていました。加えて温野菜＋ビール。なんとも豪快で、でも安上がりな食事です。
ニュージーランドの名産、白ワインとチーズも忘れてはいけません。チーズは選り取りみどり。安くておいしいニュージーランドワインと相まって、ついピッチが上がってしまいます。
その他、名産の「マヌカハニー」も良心的な値段で買えますし、紅茶「アールグレー」もとっても安い。日本っぽい酒のつまみがほしくなったら、酢牡蠣によく似たスモークドマッスル（酢漬けのムール貝）もオススメです。お菓子コーナーには日本人の女の子がすっかりはまってしまうTimTamというチョコレート菓子が待っています。
人々の生活がリアルに垣間見られるだけではなく、庶民価格であらゆるものが手に入る町のスーパーマーケット。ぜひ、ひとつの観光スポットのつもりで楽しんでみてください。
| 